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ドイツのエコ事情

 

サッカーワールドカップの大会が、幕を閉じました。

代表はグループステージで敗退してしまいましたが…。
今大会の優勝国は、組織的な戦いをみせたでした!

今回は、そんなドイツのエコ事情をみてみましょう!

 

 

ドイツは、エコ先進国と言われています

ドイツ人は自然が好き
ドイツは、身近なところに自然保護区域があります。
バカンスを過ごすときも、大都市へ観光に行くよりも
山や海などの自然の多いところでゆっくりすることが多いそうです。

自治体が率先して環境保護を指導
地方自治体が環境に関する情報を提供したり、
ゴミの分別方法を指導したりしているのもドイツの特長。
環境保護を政策の中心にしている「緑の党」が存在しています。

包装材リサイクル規制令
1991年に成立しました。
これは、家庭から排出されるゴミの体積のうち包装材が50%を占めることに注目し、
包装材の減量とその再利用を定めた法律です。
これに従って、包装材メーカー・包装材を利用する製造業や小売業者は、
使用済みになった包装材を回収・リサイクルしなければなりません。
つまり、包装材を市場に出した当事者にその責任を負わせるということです。

切り売り・計り売り
スーパーでも、街角の市場でもそれが基本です。
お肉売り場でトレイ売りは見当たりません。
また、日本ではパック売りがほとんどの卵も、
ドイツでは欲しい個数を言うと再生紙でできた紙パックに入れてくれます。

マイバック持参は当たり前
スーパーのレジでは、お客さんが自分で袋を持ってくる、
あるいはカートを車まで押してトランクに積むという前提で、いっさい手さげ袋には包装しません。
袋を持ってきていない人は、まるで罰金を払うかのようにビニール袋を買うことになるそうです。

マスキングテープのイラスト「カラフルストライプ」


2006年のワールドカップはドイツ大会でしたが、

スタジアムで購入するビールのカップをデポジット制にしてゴミゼロにするなど、
その開催時にもエコを重要視した取り組みがされていました。

これからも、エコ先進国として世界一を目指していってほしいですね!


いよいよ開幕

 
6月12日にサッカーのワールドカップ2014が開幕します。

我らがサンフレッチェ広島から日本代表に選ばれた青山選手の活躍と、
日本の勝利を期待しています!

さて、今大会の開催国であるブラジルでは、どんなエコ活動が行われているんでしょうか?

 

2014年ワールドカップのイラスト

ブラジルのエコライフ


☆イタイプダム

ブラジルには、世界最大を誇る水力発電ダム「イタイプダム」があります。



出力は1,260万kwと、日本の原子力発電所10基分にもなります。

イタイプダムは、中空重力式コンクリートダム、ロックフィルダム、アースダムなどの
複数のダムで構成される、“ コンバインダム ” の形態をとっています。
ブラジルとパラグアイの共同出資でつくられ、管理も両国が共同で行っています。
ブラジル国内の電気の80%以上が、この水力発電でつくられています


☆自然エネルギー超大国

ブラジルは、太陽光・石油・ウラン・森林と、資源が何でも揃っています。
植物の生産条件として必須の太陽光と、水を最大限に生かしたバイオエタノールは、
石油と共に輸出製品として世界シェアトップの生産量でもあります。
バイオエタノールは、サトウキビやとうもろこし等を使用しています。
特にサトウキビは絞りカスなども燃料として有効活用されており、無駄がありません。

現在ではガソリンオンリーの車は減少していて、
ガソリン+エタノールのミックス燃料を使用する車に変わっています。

これによって石油の依存が解消され、
近年では油田の発見によって石油は輸出用戦略品として扱われています。

ブラジル国内では、徹底的に『自然エネルギー社会』を進めています。


ブラジルワールドカップとエコ

2012年に「国連持続可能な開発会議」の受け入れ国となったブラジル。
その時のエコサミット期間中に、ワールドカップの地元組織委員会が、
2年後に迫る2014年大会の進むべき道を指し示したのです。

当時からすでに、経済・社会発展・そして環境保護を軸に大会の準備が進められており、
新設されるスタジアムにリサイクル資材を使用することが決定していました。

また、グランドの芝にまかれる水には雨水が再利用され、
太陽光発電や他の再生可能エネルギーによって大会に必要な電力が供給されます。

 

日除け・屋根のライン素材「緑」

 

FIFA(国際サッカー連盟)は、
ブラジルの次の開催国となるロシア(2018年)とカタール(2022年)にも、
環境に配慮した施設をつくるよう要請しています。

スポーツでもエコを意識することが、当たり前の時代になっているんですね!

 

アースデイ


4月22日、何の日か知っていますか?

今から44年前の1970年4月22日、
アメリカのゲイロード・ネルソン上院議員が、
環境問題についての討論集会を開催することを呼びかけました。
そして「今日は“地球の日”である」と宣言し、アースデイが誕生したのです。

その後、4月22日のアースデイ集会という運動形態は全世界へ広まっていきました。

では、日本のアースデイにはどんな活動がされているのでしょうか?

 

  地球のイラスト(惑星)    数字 4 イラスト文字.数字 2 イラスト文字数字 2 イラスト文字

 

☆アースデイ東京

毎年2日間で約10万人が来場する、日本最大級の市民による地球フェスティバル。
2001年から始まり、今年は4月19日・20日に代々木公園をメインに開催されました。

今回は「この地球(ほし)の声に耳をすまそう」をコンセプトに、
多様な命がつながり合い、共に生きる持続可能な社会を創ることを目指し行われました。

音楽ライブやオーガニックフードのブースなども出店し、
楽しみながら環境について学ぶことができるイベントです。

 

☆アースデイひろしま

4月20日に、広島市中区の中央公園となり太田川沿いポップラ通りで行われました。

約60の出店、ワークショップ、ライブパフォーマンスやトークライブなどで
多くの笑顔が見られたとともに、地球のこと、エネルギーのことを
身近に感じ考えることができた1日になりました。


他にも、

☆アースデイ神戸2014 (5/4・5、兵庫県神戸市)
☆アースデイ@瀬戸内2014 (5/17・18、山口県光市虹ヶ浜)
☆アースデイ那須2014 (5/17・18、栃木県那須塩原市)

など、全国各地でイベントが開催されます。

地球は、私たち自身が暮らしている場所です。
自ら考え動き、人々や生物が気持ち良く共存できる世界をつくりましょう。

 

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