温暖化って、結局のところ何がどうなっているの?~その2~ 住宅断熱の硬質ウレタンフォ―ム エルカエル

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温暖化って、結局のところ何がどうなっているの?~その2~

 前回、地球温暖化のながれをおおまかに解説してみましたが

今回は、温暖化に対する別の見方があることにフォーカスしてみます。


その前に、政治の分野を中心に国際的に一般的だと言われている、
現在の地球温暖化に関する研究報告である、IPCCの第4次報告書には
何が書いてあるのか?を簡単に説明します。


【温暖化は疑う余地がない】

大気や海洋の世界平均温度の上昇、雪氷の広範囲にわたる融解、
世界平均海面水位の上昇が観測されている。

◆地上気温上昇・・・最近50年(1956 ~2005年)の気温上昇の
 傾向は10年間に0.13℃。
 これは過去100年間(1906年~2005年)の傾向のほぼ2倍。

◆海面水位上昇・・・熱膨張や 氷河や氷帽の融解 極域の氷河や
 氷帽の融解により、1961年以降で年間1.8mm、1993年以降で
 年間3.1mm上昇。



【この気候変化による影響】

◆氷雪圏
山岳地帯の氷河の後退→河川流量や水資源の変化、雪崩や地盤の不安定化
寒冷圏では永久凍土が溶解→森林の倒壊、パイプラインなどのインフラの崩壊
極地では解氷や積雪の溶解→動物や植物の変化。先住民族の生活の変化

◆水循環
気温の上昇、降水量の変化、積雪環境の変化、異常気象
→生物への影響と、水質悪化や水害の原因にとなりかんばつなどがおきている。

◆生物
動物・植物・・・種の絶滅、成長量の変化、生息域の変化
新緑や鳥の渡り・産卵の時期といった春季現象が早くなり、個体数が減少。

◆海洋
大気中のCO2が増えると、海水にそのCO2が溶けることにより海洋の酸性化につながる。
→サンゴの溶解など、殻を育成する海洋生物などに影響を与えると予測されている。


と、だいたいこんな事が書かれています。
(さらに詳しく知りたい方はコチラを→http://www.env.go.jp/ea rth/ipcc/4th/ar4syr.pdf

とってもわかりやすい動画↓


しかし、この結果に対して異論を唱える科学者たちも少数ながら存在する。

次回はこの様々な異論をご紹介しようと思います。




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