世界のエコ事情 ~オリンピック候補地~
今週土曜日、7日(日本時間では8日)!ついに!
2020年夏季オリンピックの開催地が決定しますね
候補地は・・・東京、マドリード(スペイン)、イスタンブール(トルコ)。
今回は、ライバルたちのエコ事情をちょこっとご紹介!
まず、IOC(国際オリンピック委員会)ワーキンググループによる
「環境・気象」項目の各都市の評価はどうだったんでしょうか。(2012年5月23日発表)
東京 / 最高点8、最低点5.5
マドリード / 最高点9、最低点7.5
イスタンブール / 最高点7、最低点5
・・・と、なっています。
マドリードが高い評価を得ていますね。
ではまず、スペインのちょこっとエコ事情から!
スペインのお店では、
お買い物を済ませていざお会計の段階になると、
ほとんどの場合でレジ袋がもらえないそう。
大量に出るゴミやプラスチックの使用量を減らすため、
袋を持参するのが当たり前なんです。
稀にレジ袋をもらえるお店でも、代金はとっても高いんだとか・・・。
店員さんから「レジ袋はご利用ですか?」なんて
聞いてくれることはありません。
オリンピック招致に関しては、
多くの既存施設を利用し、いわばエコな開催が最大の特徴。
続いては、3つの中で最も低い評価となったトルコ!
あるプロジェクトを進めていく考えのようです 😀
イスタンブールにあるカギタン・センドレ・バレーにおける新型都市デザインを手がけたEAA社は、
都市部の生活機能を保ちつつエコな都市改造を進めることに
果敢に挑戦しているそうです。
センドレ・バレーの現状は、
イスタンブールのエコロジー政策にとっては重要な位置を占めるものの、
実はなかば 「廃墟状態」 なんだとか。
中心部は人口が少なく、片側は黒海につながる森林地帯に囲まれています。
また、産業施設を都市住宅地域から無くして
生活サービスをメインにしていくことも、プロジェクトの一つ。
そのためにはたくさんの住居、オフィス、娯楽施設、または学校や病院といった
周辺施設も必要になってきますよね。
この新プロジェクトの目指すところは、
エコでグリーンな点を強調しつつ開発を同時進行させていくこと。
EAA社の提案するデザインは、
人口のコントロールをしつつエコで継続使用的な居住空間の実現にあります。
・・・トルコは、エコについてはまだまだこれからの模様 😉
東京のライバル2か国のエコ事情、どうでしたか?
ちなみにその他の評価項目では、
東京とマドリードが互角なようです 😀
がんばれニッポン~!