雨水の利用 住宅断熱の硬質ウレタンフォ―ム エルカエル

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雨水の利用

 

台風の影響で雨が降り続いている広島です 😥

大量の雨を上手に利用していくことが出来たら、良いですよね。

今回は、なんとなく憂鬱な気持ちになりがちな雨を、プラスにする方法を考えていきましょう!

 

 

 

 

 

 

雨は、街にも山にも降っています。

道に使う水はダムから引いているので、その源は主に山林に降り注ぐ雨。
ということは、街に降っている雨は、使われずに川や海に流れてしまっているんです

・・・・・・これって、とってももったいないですよね?
雨水は、例えばこんなふうに使えます!

 

・植物への散水、洗車用水(家庭で)
・トイレ洗浄水、冷却塔補給水、消火用水(事業所で)

 

 

東京には、実に年間25億㎥もの雨が降っています。
一方で、年間の水道使用量は20億㎥。
実は、水道として使う量以上の雨が、降っているんですね!!

震災で断水した時など、必要最小限の水は1人1日あたり3リットルと言われています。
緊急時には、飲み水以外にも防火用水などにも使えますね。
でも、大事なのは、雨水を飲み水などに「利用して」、無駄にしないというだけではないんです

 

むしろ、水の循環という中で、雨水の役割についても捉えなおしていくこと

ですから、ためるだけではなく、
積極的に地下に浸み込ませる「雨水浸透」の取り組みもされています。

コンクリートで覆われた都市部では、降った雨を強制的に下流に流し去っています。
でも、地面の下には地下水が流れています。
地面を覆うコンクリートは、地面の上と下で、水の循環を分断してしまうのです

こうして、湧き水の水源が枯れてきたり、
また大雨で行き場を失った洪水が街中にあふれて私たちの生活を脅かすなど、
さまざまな問題が起きているのです。


雨水の利用を考える動きは、すでに活発にはじまっています!

例えば!東京都墨田区では、廃校を利用した環境学習拠点が開館され、
その中に雨水情報発信基地としての「雨水資料館」が設置されています。

企画運営に協力している「雨水利用を進める全国市民の会」では、
シンポジウムの開催、雨水利用に関する技術講習、書籍の発行など
さまざまな形で情報提供も行っています。

そのほかにも、各地で雨水利用を勧める団体・個人も、大勢います :-)

 

 

 

皆さんも、雨水の利用を通して、水の循環について考えてみてください :-)

 

 

 

 

 

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