省エネルギー住宅って?な人のための、おさらい
JUGEMテーマ:住宅
今回は、省エネルギー住宅って?な人のための、おさらいです♪
省エネルギー住宅は、簡単に言うと
「消費エネルギーを抑えた住宅♪」
なんですが、
何を抑えているか?というと、主に「冷暖房のエネルギー」です。
住宅の熱損失を減らして断熱性能を高めると、
寒いときも暑いときも家の中の温度があまり変わらないので
エアコンを頻繁に使わずに済むってわけです。
こういった住宅の最高峰は、ドイツのパッシブハウスで、気温が-20℃にもなる極寒の地でも、
暖房なしでも過ごせるほどなんだそうです。スーパー住宅ですね~。
日本で最初のパッシブハウスは2009年8月に神奈川県鎌倉市雪ノ下にて建築されたそうですよ。
割と最近ですね・・・。
これまでの日本の住宅は夏の過ごし方重視で建てられてきたました。
軒を深くして日差しを遮ったり、カヤ葺き屋根の断熱効果を利用したり、風通しをよくしたり。
冬は必要なところだけ暖めていました。
なので、省エネ住宅のキーワードである高気密・高断熱とは縁遠かったようです。
だから、日本の住宅の断熱基準は先進国の中で最低だったのかもしれません。
しかし、人々の生活も代わり冷暖房が当たり前の時代になってきて、北海道などの寒冷地を中心に
断熱化がすすみはじめました。
そして、1999年3月に建設省が断熱化基準改正して以降、4年毎に改正を続け、
昨今やっと世界基準に追いついたのです。
日本ではこの基準を「次世代省エネルギー基準」と呼んでいて、この基準を満たしている
住宅のこと省エネ住宅もしくはエコ住宅と呼んでいます。
何が判断基準になっているか?は、大きく3つの値が守られること
◆年間冷暖房負荷の基準値
※住宅の延べ床面積当たりの暖房負荷と冷房負荷の年間の合計値のこと
・・・室内空間をすっぽりと包みこむように、断熱材で覆って熱損失を減らさなければならない。
◆熱損失係数(Q値) の基準値
※室内外の温度差が1℃の時、家全体から1時間に床面積1㎡ あたりに逃げ出す熱量を「Q値」という
・・・壁や天井、床などの、部材と部材の間に生じる“すき間”をできるだけなくして気密性を高める。
◆夏期日射取得係数(μ値)の基準値
※夏期における屋根、窓、外壁などから建物からの日射の入りやす
2011年10月4日 2:37 PM | エコに関する豆知識
