環境家計簿
こんにちは。🐸☀
今週で8月が終わりますが、まだまだ暑い日が続いています。
熱中症対策などをして体調管理に充分気をつけましょう!
さて、今回は「環境家計簿」についてです。(出典:緑のgoo)
●環境家計簿とは
毎日の生活の中で環境に関係する出来事や行動を家計簿のように記録し、
家庭でどんな環境負荷が発生しているかを家計の収支計算のように行うもの。
毎月使用する電気、ガス、水道、ガソリン、燃えるごみなどの量に二酸化炭素(CO2)を出す係数を掛けて
その家庭でのCO2排出量を計算する形式のものが多く使われています。
●環境家計簿の目的
環境家計簿をつけることによって、消費者自らが環境についての意識をもって
生活行動の点検、見直しを継続的に行うことができます。
無駄なエネルギー消費やごみの量などの削減に結びつけることができ、
同時に生活の無駄を省くことで家計負担を減らすことができます。
●環境家計簿の歴史
1980年に大阪大学の研究者などによって「新しい家計簿」の名称で
家庭での環境負荷を下げる提案がされたことが始まりとされています。
滋賀県大津生協では、この提案を受けて琵琶湖の汚染をなくすことを目標に
1981年に「くらしの点検表」を作成。これが最初の実用的な環境家計簿といわれています。
その後1996年に環境庁(現 環境省)では地球温暖化防止の目的で環境家計簿を作成し、
これを希望者に配布することなどによって普及を図っていきました。
●家族みんなで取り組める環境家計簿
「家計簿」と聞くとネガティブなイメージを持つ方もいらっしゃるかと思いますが、
子どもたちと一緒に楽しく取り組めるのが「環境家計簿」です。
企業や自治体などが子ども向けの環境家計簿を作成し、これを活用した環境教育を推進しています。
「1日どれくらいテレビを見ているか」「ドライヤーは何分使ったか」
「歯磨きの時に水を出しっぱなしにしていないか」などの項目があり、
子どもたちの身近な生活の振り返りから始まって
省エネを実行したり、環境問題に目を向けるような工夫が凝らされています。
「環境家計簿」と検索すると様々なタイプのものが見つかります。
広島県のホームページからもダウンロードできます( ⇒ 環境家計簿 広島県ホームページ )
自分にあったものを使ってぜひご家族で取り組んでみましょう! 😀 ♪