温暖化って、結局のところ何がどうなっているの?~その1~ 住宅断熱の硬質ウレタンフォ―ム エルカエル

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温暖化って、結局のところ何がどうなっているの?~その1~

 「地球温暖化」の問題が学術的に発表されたのは、1800年代。
200年も前になるんですね。

学者たちが、地球地表面の熱が放出できなくなる温室効果を発表し、
その原因が温室効果ガス(二酸化炭素・オゾン・メタン)であることを発見。
二酸化炭素濃度が2倍になれば気温が5~6℃上昇する可能性がある可能性を
指摘していましたが、一般的には知られていませんでした。

だんだんと知られてくるのは1960年代。
環境汚染が大きく取り上げられるようになってからです。

ただ、この時期に(1940年代~1970年代にかけて)地球の気温は
低下傾向にあり、地球の気温上昇に関する議論や研究は下火となり
気温低下に関する研究が盛んになります。
「氷河期が到来する」とまで言われていました。

ところが1980年代に入ると、地球の気温が上昇傾向に転じ、
再び温暖化に関する研究が進みます。そして、地球寒冷化説は過去の
ものとなりました。

1988年8月にには、世界気象機関(WMO)と国連環境計画(UNEP)の共同で
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が設立し、以降、
これまでに第一次~第四次までの学術的報告書を発表しています。

このIPCCは、130ヵ国以上からの450名超の代表執筆者・
800名超の執筆協力者による寄稿、および2500名以上の専門家による
査読を経て作成されているので、地球温暖化問題に対する提言と対策を
発信する組織として、大きな影響力をもっています。

報告書の内容は、大きく、この半世紀の温暖化の大部分は、人間活動が原因で
早く対策しなければならないというもの。

地球温暖化防止条約(気候変動に関する国際連合枠組条約)をはじめとする
世界の動きは、このIPCCの発表をもとに動き始めます。


次は懐疑論や別の見方についてまとめてみます。
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