ティッシュを考える 住宅断熱の硬質ウレタンフォ―ム エルカエル

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ティッシュを考える

 

寒い冬になると、鼻をかんだりしてよく使うティッシュペーパー。

日本人は、ティッシュの消費量が世界一なんだそうです。 😯

他の国の人は、ティッシュの代わりにハンカチを使っている方が多いようなのですが、
鼻水がついたハンカチをポケットに入れるのは抵抗がありますよね・・・ :-(

でも、紙の原料の樹木が育つのに何年もの時間がかかる事も、
その樹々が空気を綺麗にしてくれている事も私たちは知っています。

衛生面を保ちつつ出来るエコは無いのでしょうか?

 

 

 

☆ティッシュ一箱を作るのに消費される樹木の量は?

紙1トン=直径14cm、長さ8mの木材が約20本だそうです。
紙100キロで木2本。1キロで0.02本。 ティッシュは1箱約200g。つまり、0.0004本です。
直径14cmの木材なら、ティッシュ1箱分を取ると厚みは約3.2センチです。

 

☆一生に使うティッシュ(木材)の量は?

1日10枚の使用で80年間だと、直径40cm長さ10mの木材を9本も消費します。
9本と聞くと少ないような気もしますが、
直径40cmの木材が育つのにどれだけの時間がかかるでしょうか?
直径20cmの木材なら、18本も消費していることになります。


ティッシュペーパーやトイレットペーパーは、使ったら捨てるか流しておしまい。
残念ながら、二度とリサイクルできない紙です。

だからこそ、森林資源を新たに伐採したものから生産するよりも、印刷用紙や牛乳パックなど、
役目を終えた古紙を原料にした再生紙を使うことが地球環境への確かな貢献になります。

ティッシュには植林木や、間引きされた細い木、曲がった木などの間伐材も使われています。
森の木をムダなく使うこと、木を植えて育てることを繰り返すことも大切ですが、
やっぱりリサイクル出来ないティッシュは消費を少なくしたいものですね。

   

☆他の国の人はどうしているの?

ドイツで一般的ないわゆる「ティッシュペーパー」というのは、
 「PaPapier Taschentuecher」(紙製ハンカチ)と呼ばれ、
4枚重ねのかなりしっかりした紙です(ちょっとゴワゴワします 😕 )。
水に濡れても、どんなに強力なくしゃみでもびくともしない頼もしさですから、
当然、1回で捨てるなんて事はしません。
自宅やオフィスでは、トイレットペーパーが大活躍なんだそうですよ。

ブラジルには、日本のようなティッシュペーパーは存在しません。
ちなみに、トイレットペーパーは流してはいけません。備え付けのゴミ箱に捨てます。

街頭での無料のティッシュ配りは、海外では見かけない光景。
日本に来る観光客はビックリするそうです。

☆使おう!エコティッシュ

使い捨ての紙ティッシュをやめて布製にしたり使う量を半分にすると
地球にもお財布にも優しいですね 😀

例えば、ガーゼはいかがでしょう?

何度でも使えるエコティッシュになります!
吸水性が良く、ふんわりと柔らかな肌触り。また、プチサイズなので持ち運びも便利です :-)

鼻をかんだり、こぼしたものを拭いたり、ティッシュの役目はいろいろです。
不衛生になるのは確かに困りものですが、資源は大切にしていきたいですね。

いつも何気なく使っているティッシュですが、身近だからこそ、
ティッシュの使い方から環境を考えてみませんか? :-)

 

 

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